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2015.06.17 Wednesday

ENOPの熊鈴タイプ1

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    …つづき
    イーナンバープロダクツの熊鈴は現在2種類発売中です。

    なぜ2種類かというともともと試作を作り試行錯誤していた形はタイプ1。

    そもそもなぜアクセサリー屋がとは前にもサラッと書きましたが…


    熊鈴は、だいたい第一に音色や音量、はたまた消音機能などを求めすぎてまるでデザインなど無視しているかのようなものばかり。

    もちろんベル型などや昔ながらの南部タイプは機能美ともいえる素敵な形は存在する。

    カラフルな色のものや収納袋など凝っているものもある。

    でも、でも。
    趣味で持つ小物としてはあまりにも選択肢が少ない。

    面白く、可愛く、かっこよく、などモノが好きな自分の琴線に触れるものがなかった。

    素材は真鍮と決めていた。
    経年変化で味わい深い色と艶が出る。
    水にも強く腐蝕はほとんどしない。
    趣味で長年共にするなら真鍮だ。

    取付方法では迷ったがシンプルにしたかったので、ナイロンコードを付けているだけ。

    本当は平革紐など硬い素材でしっかりと鈴本体を揺らせることができると音が良くなるのだが、コストがかかるのでその辺りは使う側に委ねる事とした。

    良い音を鳴らしたいのなら本体がしっかりと固定されたほうが良いです。
    (その辺りの解説も後ほどします)


    で、デザインコンセプトは
    【逢いたい・遭いたくない!】

    逢いたい魚と遭いたくない熊。
    同じフィールドに存在し避けては通れぬ関係性。

    遊びで山に入る時。
    忘れちゃならない自然への畏怖。
    そんな想いが実はつまってます。


    卵型は実は熊の頭部をイメージ。
    耳でも付けてやろうと最初は思ったがやりすぎは失敗の元なのでWAX原型段階でやめた。

    ツルッとした面にちょっと漫画チックなクマの怒った表情を筋彫りで彫った。
    あえて漫画チックにしたのは釣りの楽しさを熊側で表現。

    口の部分は筋彫りと抜き。
    ぱっとみで口だけが認識されるので
    何かなと良く見るとクマの表情であることに気付くすんぽうだ。

    そしてメインスリットは魚型。
    これは鈴を作ろうと思った時に最初に浮かんだアイディア。
    こちらは一変、クールにかっこ良く。

    自然の産んだ美しい魚という形を表現。

    それに魚型は釣り人としてのアイテムには欠かすことのできない普遍的要素。

    それをメインスリットに使い全体を締める役割をもたせた。

    タイプ1は結構盛りだくさんな要素を詰め込んで、詰め込みすぎて肝心な音がおろそかになっているモデルです!(笑)

    オンラインショップはこちら!

    次回はタイプ2につづく
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